東染について

History

1953年創業

東染は、初代社長の森野善一が当時勤めていた呉服問屋を退社し、外国人向けの繊維製品の製造卸業として1953年に「東京友染」として創業しました。その2年後、会社組織を強化するために1955年に「有限会社 東染」へ。そして1969年に「株式会社 東染」に改組を行なっています。
現在の「東染」という名称になった背景には、有限会社や株式会社をつけると言葉が長くなることから「東京友染」を略したことにあります。

オリジナル商品を
こだわって開発

当時の取引先である大手デパートからの「外国人用の羽織はありませんか?」という相談をきっかけに受注量も増加し、図案・生地・染色・刺繍などの試行錯誤を繰り返したこだわりのあるオリジナル商品が次々開発されていきました。商品の域は繊維製品に留まらず、陶器や伝統工芸品など需要に沿った多種多様なこだわりの商品を取り扱っています。

現在とは違う当時の営業

現在は交通網が発達し、営業や流通の便利な世の中になりましたが、当時のバスか都電しかない時代は、日の登りきらない朝方から大八車で目黒まで営業に行ったり、銀座や有楽町などへ鞄や風呂敷に生地や商品を入れて歩いて営業を行なっていました。
関西などの場合は、すれ違う外国人が購入した袋の店舗名を見て売り先を調べて営業を行なったりしていました。

商品への想い

国内と海外

国内にある浅草や秋葉原などの観光地、空港やデパートなどの施設はもちろん、海外への輸出も行なっています。当時はアメリカをメインに輸出していましたが、パリやフランクフルトなどで開催される展示会に積極的に参加し、ヨーロッパへの輸出も展開しています。

信頼とその繋がり

当時、展示会に参加するにあたって「5年は何もないだろう」と言われる中、パリの展示会に出店して3年目の時、現地の方から「毎年あなたを見ていたよ。参加が1〜2年だと発注しても商品が来ない・会社がないこともあるから信頼できる会社を見極めていたんだ。ぜひ注文をお願いするよ」と言っていただき、取引が始まりました。

また、「あの会社が○○○が欲しいと言ってたよ」と教えてもらえるようにもなり、新たな卸先や業者と繋がりをつくることにもなっていきました。

東染のこれから

現在の製造卸に留まらず、そこを抜けたモノづくりの会社になっていきたいと考えています。例えば「外国人にとって着物の認識はインナー感覚に近いものがあるので、それをアウトウェア感覚にできるようにする」「急須をモチーフにした花瓶といった元々の使い方から変化したインテリア」「海外の文化を日本に輸入して和物で表現する」など、新しい市場を開拓し伸ばしていきたいと思います。


商品への想い